毎年エネルギー使用量は、増加し続けています。
市内全域のエネルギー使用量(電気・都市ガス使用量を熱量単位(ジュール)に換算して合計)を10 年度と14 年度を比較すると総量で3%増となっています。
使用量を用途別に調べてみると、平成13 年度で家庭用36%、業務用22%、産業用42%となっています。但し、用途別使用量については、データはなく、統計年報の契約区分を東京電力とのヒアリングをもとにした推定値です。
家庭用使用量については、茅ヶ崎市環境基本計画改訂版に昭和50 年から平成12 年までのデータがあり、増加率を計算すると、平成2 年から平成12 年までの10 年間で42%、平成7 年から平成12 年までの5 年間でも12%増加しています。最近の5 年間では伸びは鈍化していますが、1990 年(平成2 年)からの増加は著しい状況です。
一方、市行政は、環境基本計画を策定し、庁内率先行動計画に基づいて省エネルギーに取り組んでいますが、庁内のエネルギー使用量を熱量換算し10 年度と14 年度を比較すると総量で33%増となっており、延床面積による原単位でも17%増となっています。このデータには、プロパン等も含まれておりますが、その増加は全域の増加と比較しても著しく、今まで以上に省エネルギーに取り組むことが望まれます。(資料編参照)